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キューバンサルサのコントラ・ティエンポ(裏打)

更新日:2022年7月13日



 動画紹介です。このダンサーは典型的なキューバンサルサを踊る方ですが、キューバの特徴の一つであるコントラ・ティエンポでステップを踏んでいます。キューバスタイル要素が満載の動画です。パーカッションとステップとの関係もわかりやすいです。


 まずは、コントラ・ティエンポについて紹介します。もともとはスペイン経由でキューバに入ってきたコントラ・ダンサが起源らしいですが、現在はソンのリズムとして踊られています(前回の記事:サルサの歴史参照)。8カウントのうち、2、3、4、6、7、8でステップを踏むのがコントラ・ティエンポです。サルサの多くは、1、2、3、5、6、7でステップを踏みます。1拍分遅れているのが、コントラ・ティエンポです。この1拍遅れは、2-3クラーベとの相性もよく、コントラ・ティエンポでサルサを踊る外国人は多いです。キューバ人は1拍目でステップを踏まなければいけないという強迫観念がない人が多いように思います。


 コントラ・ティエンポはNYスタイルのリズムの取り方に通じるものがあり、もともとNYスタイルとキューバスタイルのコントラ・ティエンポはリズムの取り方が似ているので、この2つの踊りは相性がよいです。ただし、NYスタイルは1拍目でステップを踏むので、コントラ・ティエンポとの違いはあります。


 このダンサーの動きはとてもキューバンサルサっぽいですね。かっこいいし、おしゃれ。肩甲骨の動きも背骨の動きも柔らかい。コントラ・ティエンポでステップが踏めたら、立派なキューバンサルサダンサーとよんでもいいかもしれません。


 
 
 

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